あまり意識はしていないかもしれないけれど、
ほとんどの人は話を聞いてくれない人に話したくない、と
思っているものです。
他方で、自分の話を聴いてくれる人を前にした時は、
話したいという欲求が生じます。
こうして、聴くのが上手な人のところに、人は集まります。
あなたが人に集まってほしいと願っているならば、
聴き上手になることをお勧めします。
聴くができない!?
「コーチングセッションの80%程度が聴くことで構成されている」
これは、コーチの心構えです。
実際には、この数値より低い割合である場合がほとんどです。
これほど、セッション時のシェアを占めている聴くのスキルですが、
できない方も多いようです。
聴いていないあるある
聴いていないあるあるをピックアップしてみました。
これは、聴き手側ではなく、
話す側が「聴いてないな、この人」と思うあるあるです。
【聴いてないな!この人。あるある】
□ 話している最中に、スマホを見たりする
□ 返しが早い
□ うなづき方が適当すぎ
□ 目が泳いでいる
□ ため息をつかれた
□ 表情(面倒くさそうな表情)
□ 足が別のところを向いている(足は口ほどにものをいう笑)
□ (こちらが)話した内容とは違う話を返してくる
□ 関連した自分の話を始める
□ 話している最中に(そばを歩いている)別の人を呼び止めた
□ 鼻で笑われた など
最後の「鼻で笑われた」は、
わたしの話を聴いてくれているのではなく、話を聴いて色々考えているんだろうな
(つまり、自分が考えを巡らせているだけで、聴いているのではない)
と受け取ったんだ、と心境を話していただきました。
自分は大丈夫かな?
「そういう経験あるなぁ」の立場から離れて、
自分はしていないかな?の立場でチェックをしてみましょう。
もしかすると、
う〜む、わからんっ!
って思うかも。
たしかに自分のことって、わかっているようでわかりにくいし、
認識もしにくいですもんね。
【だからチェック!】
チェックリストなどで
自分をチェックしてみると良いですね。
自分が今どのくらいのポジションにいるのか、
そのレベル感を知るというのは大事です。
それともう一つ、
聴けない人って、その要因があるのです。
例えば、「聴くことのメリット」を経験できていないということ。
「聴く」のメリットを知る
これはまだわたしが人の話を聴けていなかった頃のお話。
聴くのは大事ってわかっていたので、
聴いていたつもりでした。
(実際には、いつも聞きながら自分の考えを組み立てていただけ)
そんなある日、コーチと契約しました。
当然ですが、
セッションの中で話を聴いてもらいます。
そのセッションで、
すごいことを経験したのでございます😳!!!
わたしのすごい経験
そうです!!!
「話すことをやり切るって、こういうことなんだ」
ってことを
経験したのです。
それは、とりもなおさず
ビビビ体感
でした。
大袈裟でもなんでもなく「生まれて初めて、話し切った〜!」と
感動さえ覚えました。
同時に分かったのです。
これが、聴くことの効果なんだ と。
聴くことの効果は複数挙げられますが、
わたしが体験した最も大きな聴く効果は、
話し切れる感動です。
安心感と解放
この時、コーチという役を持っているその人に対し、
安心感を抱いていることを認識しました。
それと、
話すことで、こだわっていたことへの執着がなくなっている認識もありました。
これも、聴くことの効果ですね。
「聴く」ができる
この頃からです。
聴くってどういうことなのか、腑に落ちて
人の話を聴くことができるようになっていきました。
はい。そうです。
聴くことによる効果を経験した時、
聴けるようになっていったのです。
だからこそ、
このブログを読んでくださっている方に提案です☺️
ぜひ、たくさんの「聴いてもらう経験」と「聴く経験」をしてください。
すればするほど、
聴き上手への階段を上へと昇っていけることでしょう。
まるこ。
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