クライアントの行動と成果を効果的に確認する3つのコツ

コーチングセッションでクライアントの行動や成果をどうやって確認すれば良いのでしょう?

とご質問をいただきました。

ありがとうございます。

この部分は特に難しいと感じる方も多いと思いますが、
いくつかのポイントを押さえることで
スムーズにコミュニケーションを取ることができますので、
ぜひ参考にしてください。

1. クライアントの行動の確認

🔹具体的な質問をする

クライアントの行動を確認する際には、
具体的な質問をすると
何を行ったか、する等約束した行動を実践できたのか、
を確認できます。

抽象的な質問では行動のレポートが返ってくることが少ないため、
具体的に行動に焦点が当たった質問が良いでしょう。

例えば、「どれくらいSNS投稿をしましたか?」ではなく、
「毎日30分のSNS投稿時間をどのように確保しましたか?」
の質問の方が、行動の結果を聞くことができます。

🔹行動記録をつけてもらう

クライアントに行動の
記録をつけてもらうことも
有効です。

日々の行動を記録してもらい、
セッションの際にその記録を基に話を進めます。

これにより、具体的な行動が確認しやすくなりますし、
クライアント自身も自分の行動を振り返ることができます。

最近では、Googleスプレッドシートを共有して
クライアントが入力した行動チェックを
コーチ側では確認をする、
ことが多いです。(私の場合)

具体的な目標設定

そのためには、事前に具体的な目標を設定しておく✨

2. 成果の確認

🔹定量的な成果指標

成果を確認する際には、
定量的な指標を用いると分かりやすいです。
例えば、テストの点数や達成したタスクの数など、
具体的な数字で成果を表すと確認がしやすくなります。

SMARTモデルの「measurable」のところです。

🔹振り返りの時間を設ける

セッションの中で
振り返りの時間を設けましょう。

クライアント自身に、
何を学び、
どのように成長したか
言語化をしてもらいます。

すると、
クライアント自身が自分の成果を認識しやすくなります。

🔹成果の可視化

例えば、グラフやリストを使って
成果を見える形にすると、
視覚的に確認できて、
クライアントの達成感が高まり、
次の目標に向けたやる気にも良い影響が出るでしょう。

3. フィードバックの工夫

🔹ポジティブなフィードバック

成果を確認したら
ポジティブなフィードバックを送ります。

クライアントの努力を承認(アクノレッジ)して、
励まし(エンカレッジ)の言葉をかけます。

🔹改善点の提案

同時に、
改善点も具体的に提案します。

例えば、
「今回の取り組みは、
 タイムマネジメントもできていて
 ご自身の評価も上でしたね。
 次は質と量の両方を視野に、
 ”しないこと”という観点で、取り組むチャレンジにも力を入れてみましょう」
といった具合。次のステップを示します。

ポイント整理

クライアントの行動や成果を
効果的に確認するためには、
🔹具体的な質問をすること
🔹行動記録をつけてもらうこと
🔹定量的な成果指標を用いること
🔹振り返りをする
🔹成果を可視化
🔹ポジティブなフィードバックと具体的な改善点の提案

では、また明日!

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