「やる」と言いながらなかなか行動しない
時には「やる」と言いながら
なかなか行動に移さないクライアントに出会うことがあります。
このような場合、
どのようにアプローチすれば効果的なのでしょうか?
実は、以前
このテーマでずいぶん悩みました。
クライアントさんが行動しないってことは
クライアントさんは目標達成しないってこと。
それはすなわち、
「結果を出せないコーチ」
出し、
「クライアントさんの満足度が低いコーチ」
の証にもなるのです。
コーチングをすればするほど、
ネガティブキャンペーンをしているようなものだと思いました。。。
そして、どうすればいいものやら、
と考え込む日々。
そんな経験から見つけた、
「やるやる表明」に留まる状況を打開するためのステップのひとつを
今日はご紹介させていただきます✨
1. 具体的な目標を設定する
まず、クライアントと一緒に
具体的な目標を設定することが大切です。
「もっと運動する」や「もっと営業する」などの
漠然とした目標ではなく、
「毎日60分間、戦術を明確にして営業を始める」
「週に3回ジョギングをする」
このような具体的な行動を決めます。
時には、
営業から帰社した時に自分が読めるように手紙を書いて、
1、目標の明確化
2、帰社してきた時の労い
を事前に言語化していくこともしてもらいます。
参考→https://www.instagram.com/p/C8ZdIjGyu2o/
2. 小さなステップに分ける
何度目もの紹介になりますが
大きな目標に向かって
目標を小さなステップに分けます。
毎日10分間やることは?
という発想です。
徐々に時間を増やすのもありです。
3. 進捗を確認する
どの程度進んでいるか、を
定期的に確認します。
これは結構大事な部分です。
毎週や毎月のチェックインを設けて、
どのくらい進んでいるかを確認します。
コーチ側にとっては、
進捗が見えていると、
マネジメントしやすいし、
ご本人も、やる気が続きやすくなります。
問題点があれば早めに対処することもできます。
4. サポートとフィードバックを提供する
クライアントへのサポートやフィードバックを
提供することも大切です。
たとえば、クライアントが目標に向かって一歩進んだら、
そのことをフィードバックします。
〜〜の状態から、今〜〜になっていますね。
と、事実を言葉にして伝えるだけでも、
クライアントは前進していることを
明確に意識できます。
うまくいかない場合は、
どこが問題だったのか一緒に考えて、
解決策を提案します。
5. クライアント自身の動機を引き出す
クライアント自身の動機を
意識上まで引き出すことです。
なぜその目標を達成したいのか、
自分にとってどんな意味があるのか、
についてです。
クライアントが自分の内なる理由を理解することで、
行動に移しやすくなります。
ここ、ポイント!
こうして、
小さな成功をできるだけ早く一緒に出しましょう。
最初の成功は小さくても問題ありません。
とにかく、成功をひとつ作ることで、
次への活力にします。
そのためにも、それが成功の一つであることを
意識上に挙げることも
コーチの役目です。
本人にとっては「当たり前」
になってしまっていることもあるからです。
しかしながら、
それは成功である、というFBを
クライアントは受け取らないケースもあります。
「そのくらいでは」の立ち位置に立っているからです。
そうした時は、「そうですか」と引くよりも、
その大義に目線を向ける(リフレームする)時間を持つ方が
有効な場合が多くあります。
今回は、
「やるやる表明」で終わってしまうクライアントさんへの
アプローチについて書いてみました。
あなたのコーチングが、
より多くのクライアントの成功に繋がることを願っています。
まるこ✨
無料セミナーを開催しています。
↓